世界基準のセッターが手がける名門ジムへ
例年、The North Face Cupの東北会場ともなっているFLAT bouldering。日本に数人しかいないIFSCの国際ルートセッター資格を持つ、平松幸祐さんがオーナーを務めています。
地方にありながら、関東をはじめ全国からクライマーたちが遠征に訪れる大人気ジムです。
レビュー
外観/駐車場
クライミングジムによくある倉庫を改装したような外観。
敷地内の駐車場は約5台分とちょっと少なく感じますが、満車の場合は近くの第2駐車場を利用できるとのことです。
フロア
天高で待機スペースも十分の広々空間! 大きな入り口と窓から外の日差しがたくさん入ってきます。
画像右は遠征組のインスタスポット(?)として有名なツリー。クライマーなら登りたい衝動が抑えられないこと請け合いです。
ウォール
FLATが遠征先として人気がある大きな理由は、壁の形状と課題が素晴らしいことにあると言えるでしょう。”BOTANIX”製の美しい曲面に、豪華セッター陣によって設定されたラインセットの課題は、見ているだけでもわくわくします。
垂壁~緩傾斜
曲面壁
強傾斜
多面壁
こちらは他の壁面とは別に、手洗い場を挟んだ離れ的なところにあります。形状を活かした様々なムーブが引き出されるような課題が多い印象でした。
グレードケース?
ちょっと呼び方が分からないのですが、グレードの表記がケース的なものに入って表示れていました。テープとホールドの色や、テープの向きが統一されているあたりにもセンスを感じます。
ファシリティ
手洗い場
更衣室
クライミングフロアもそうですが、全体的に青と白を基調としたおしゃれな内装です。
まとめ
クライマーならぜひ一度は遠征してでも訪れて頂きたいジム!蔵王温泉も近いので、クライミング以外の観光も楽しむことができそうです。
ご家族や彼氏、彼女の賛同が得られなさそうな場合は、温泉や山形牛をえさにプレゼンしてみましょう!
総合レビュー
広さ | ★★★☆☆ |
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グレード感 | ★★★☆☆ |
アクセス | ★★★☆☆ |
ワールドカップや世界選手権で使われるような、その年の基準となる課題が設定されている印象です。IFSCセッターのジム、かつThe North Face Cupの会場にもなっていることから、グレード感も信頼できます。
詳しい店舗情報はこちらをご確認ください!
お楽しみ動画
The North Face Cup 2019 予選課題 1Q
コンペで決めたら気持ちよさそうなバットハングムーブ。しかし、そのせいかホールド数のわりにパワーを吸われ、ギリギリの完登でした。
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